• 日本ヘアカラー専門株式会社 - TOP
  • コラム
  • ヘアカラー専門店でカラーを失敗しない唯一の方法
  • ヘアカラー専門店でカラーを失敗しない唯一の方法

    aeb9f9eea4b4d4353e670cb653878935_s

    ヘアカラー専門店で、カラーを失敗するといった事例はよくあること。

    でも、その原因が、スタッフの技術面や、ノウハウ面にあると考えていると、

    根本的な改善が出来ません。

     

     

    では、本質はどこにあるのかというと、実はお客さんの心理を

    しっかり読めていない場合があります。

     

     

     

    ヘアカラーが失敗する理由

     

    ヘアカラーを失敗する理由はお客さまのことをよく知らないまま

    カラーを進めてしまうことが大きな原因です。

     

     

    ヘアカラーは、お客さまが想像している色と、スタッフが染め上げた色に

    違いがあるときに、お客さまは「失敗」と感じてしまうのです。

     

     

     

    お客さまは、

     

     

    ・もう春だから、ちょっと明るい色で見た目も心も軽くしたいな

    ・最近、お化粧が変わったし、髪色も変えたいな

    ・好きな人が明るい色が好きなので、それに合わせたいな

     

     

    のような、すごく曖昧な答えしかもっていません。

     

     

     

    なので、カラーをするスタッフなど、もっともっと具体的に

    お客さまに対して質問をする必要があります。

     

     

     

    単に、ヘアカラーの色見本を使って、トーン(明るさ)や

    カラーバリエーションを見せるのも、もちろん有効です。

     

     

    ですが、よりお客さまの満足いく色に合わせるには、

    カウンセリングをしっかりして好みの色を聞き出さなければなりません。

     

     

    これは、通常のサロン(美容室)でも同じことなのですが、

    お客さんの心を無視してはいけません。

     

     

     

    お客さまの心を無視してはいけない

     

     

    1.まったく話しを聞かずに色見本だけでカラーをする

     

     

    2.よく話を聞いた上で、色見本を見せてカラーをする

     

     

    どちらが、お客さまの満足を引き出し、失敗のないカラーができると思いますか?

     

     

    当然ながら、「2」のほうです。

     

    この場合は、このスタッフさんは私のことを理解してくれて、

    とても上手だな。今回のヘアカラー、成功したな、と感じるのです。

     

     

     

     

    質問はクローズド・クエスチョン

     

     

    では、どうやってお客さまの話しを聞いて、どのように質問していけばよいのでしょか?

     

     

    それには、しっかりとした質問の方法があります。

     

     

    ヘアカラー専門店のカウンセリング(質問)は、

    クローズド・クエスチョンです。

     

     

    クローズド・クエスチョンとは、既にある答えの中で、

    聞き手に選ばせることです。

     

     

    反対に、オープン・クエスチョンというものもあります。

     

     

    オープン・クエスチョンは、聞き手に質問して、

    聞き手に考えさせることです。

     

     

     

    例えば、

     

    『旅行に行くならどの国に行きたいですか?』とざっくり質問すると、

    ハワイ、オランダ、メキシコ、、、など行きたい国を考え答えなければなりませんよね。

     

    これが、オープン・クエスチョンです。

     

     

    これをクローズド・クエスチョンで聞くとすると、

    『旅行は好きですか?』となります。

     

     

    当然、答えは、『はい』、『いいえ』ですね。

     

     

     

     

    サロンでは、『どのような色にしましょうか?』がまさにオープンクエスチョンの質問なのです。

    お客さまは、『う〜ん、そうですね・・・』からはじまったりすると、NGですね。

    (聞いたあとに、お客様と一緒になって美容師も迷ってた、、、のは問題外です。)

     

     

     

    これがヘアカラー専門店の場合は、

    『どんな色が好きですか?』『春っぽい色にしましょうか?』とする必要があります。

     

     

    例えば、

     

    「赤味のある色と赤味のない色(黄色)の場合、どちらが嫌いですか?」

     

     

    と聞くわけです。

     

     

    お客様にとって嫌いな色味を二者択一によって絞り込んで行きます。

    そして、消去法をとって生き残った方が、お客さまの答えとなります。

     

     

     

    100%成功するカラー

     

     

     

    この質問でお客様を短時間で導きスムーズにお客様のやりたいことを引き出すことができるのです。

    それにお客様が最終的に決めた色なので100%お客様の希望色なのです。

     

     

    自分で選んだ色=成功です。

     

     

    実際カラーして見て想像と違った、、、というのは色味ではなく、

    明るさの違いとなりますので何が違ったのかが明確になります。

     

     

    クローズド・クエスチョン、だからお客さまには、「迷わないし迷わせない」

     

     

     

     

     

    まとめ

     

     

    ・お客さまには、迷わせない

    ・クローズド・クエスチョンでカウンセリングする

    ・お客さまが最終的に選んだカラーが、希望のカラー

     

     

    お名前必須
    メールアドレス必須
    注)キャリアメール(docomo,softbank,au等)では、届きにくい場合があります。その場合は、Gmailやパソコンで使うメールアドレスを使用してください。