ヘアカラー専門店のチラシの作り方
ヘアカラー専門店では、集客のためのチラシの配布がとても有効です。
しっかりと集客を行うためにも、チラシを手配りで行うことも重要です。
なぜ、その必要があるのかと言うと、まずは、ヘアカラー専門店のお店を知ってもらうこと、そして、覚えてもらうことが大事だからです。
ヘアカラー専門店の集客メソッドでもお話しているのですが、人間は忘れる生き物です。
では、忘れられないようにするためにはどうすれば良いのかというと、、、
とても簡単です。
半ば強制的に、覚えてもらうようにすれば良いのです。
その方法の一つが、「チラシを作って、配布する」ということ。
チラシ一つで、お店の反響も変わりますし、人から覚えてもらえる、認識してもらえるということが一番大きなことだと思います。
では、反響のあるチラシを作るにはどうすれば良いのでしょうか?
それらをまとめてみました。
1.チラシの構成
2.誰に読んで欲しいのか
3.伝えたいメッセージ
4.まとめ
1.チラシの構成を決める
まず、反響のあるチラシには、型があるのですが、それがこちらです。
型といっても、沢山の型が世の中には溢れています。
一般的には、「AIDAの法則」と呼ばれるものが基本となっていると言われています。
このAIDAの法則についてご説明いたします。
A:Attention(相手の注意を惹く)
まず、マーケティング的にメッセージをしっかりと伝えて行くためには、「相手の注意を惹く」というのは、とても大事です。
チラシをみた瞬間に、「えっ?」と思わせるようなものであればあるほど、そのチラシをみてもらいやすくなります。
では、ここで質問です。
①「あなたの髪に、白髪が混じってます」
と書かれたチラシと、
②「白髪は、10歳老けて見えることをご存知ですか?」
と書かれているのでは、どちらに反応すると思いますか?
②のメッセージの方が、「えっ?!」と思いませんか?
①は、ただ事実を述べただけです。ですが、②は、読み手に対して、「老けたくないですよね?」という、欲求を投げかけています。
また、「質問を投げかける」ということで、相手に考えさせ、まるで自分毎のように思わせることができるのです。
興味を惹くポイントは、「えっ」と思わせて、「相手に考えさせる」というこの2つがポイントです。
I:Interest(相手の興味を引く)
Attentionで、相手の注意を惹きつけたら、次に、興味を持ってもらう必要があります。
興味を持ってもらうためには、読み手に共感するような言葉が必要です。
例えば、、、
「髪に白髪が交じると、10歳、老けて見えると言われています。そのままにしていると、あなたを見た人はこう思います。
『年齢よりも老けて見えるね』
『えっ、まだそんな年じゃないね?』
あるいは、子供の友達に、
『あれ、お前のばーちゃん?』
なんてことを言われいるとしたらどうでしょうか?」
と実際に、起こりえそうなストーリーが書いてしまうのです。
そうなると、あなたがターゲットとしている、見込み客は、「私のことかもしれない」と想像、イメージするのです。
D:Desire(欲求や願望を駆り立てる)
次は、相手の欲求を駆り立てます。
Interestで、興味を持たせたあとは、そこで表現されている悩みや、欲求を更に、Desireで駆り立てます。
駆り立てる方法は、やはりオファーです。
オファーとは、「訴求」と言われたりすることもありますが、本質的には、自分の商品に対して、相手が感じる付加価値を交換することです。
なので、ヘアカラー専門店での「白髪染め」という商品があれば、そのオファーは、
①白髪を染めて、若く見られる
②美容師が染めるので、きれいに染まる
③ホームカラーと同じような価格設定
④手軽で忙しい時でもすぐに終わる
⑤(大型商業施設内ならば)買い物ついでに染められる
ということになります。
ここに、劇的なキャンペーン価格でお買い得感、お求めやすさを打ち出すのです。
このオファーが、いかに強烈かで、新規の顧客をゲット出来るかが決まってきます。
A:Action(行動を起こさせる)
最後は、とても大事な、Action(行動)させるということです。
では、どうやれば、あなたのサービスが受けられるのか?ということを、しっかりと明記してください。
それが、お店の予約の電話番号なのか、あるいは、メールでの問い合わせなのか。
そして、何を言えば良いのか、どんな操作をすれば良いのか、ということを具体的にします。
例えば、「予約は、こちらに電話してください」というよりも、「電話口のスタッフに、『白髪染めの予約をしたい』と伝えてください!」と書くだけでも、具体的にどうすれば良いのかが分かりますよね?
このように、どうアクションさせれば良いのか?ということを明確にしてください。
2.誰に読んで欲しいのか
ヘアカラー専門店のチラシだけなく、ビジネスには、ターゲット設定がつきものです。
「あなたのチラシは、どんな人に読んでもらいたいですか?」
この誰に読んでもらいたいか、ということはとても重要です。
弊社が設定している、ヘアカラー専門店でいえば、
30〜40代で、髪に白髪が目立つ女性や、もっと手軽にホームカラーのように、髪の毛を上手に染めたい方ですね。
これが、20代の男性に向けたメッセージでは、まず届きませんよね。
なので、必ず、そのチラシが、「誰に向けたものなのか?」ということを意識してください。
もっとも簡単な表現方法としては、ダイレクトにターゲットに投げかけるということです。
「髪に白髪が目立ってきた30代のあなたへ(女性の写真とともに)」
と言ってしまえばいいのです。
3.伝えたいメッセージ
そして、重要なのが、伝えたいメッセージですね。
ヘアカラー専門店のターゲットにどんな言葉を投げかけるのか、ということは、これまでのお話の中でもでてきています。
それは、
①白髪を染めて、若く見られる
②美容師が染めるので、きれいに染まる
③ホームカラーと同じような価格設定
④手軽で忙しい時でもすぐに終わる
⑤(大型商業施設内ならば)買い物ついでに染められる
こちらですね。
このオファー内容を、しっかりとメッセージ化してください。
いわゆる、ベネフィットをしっかりと訴求してあげることで、あなたのお店に来るための理由付けをするのです。
それが明確であればあるほど、あなたのメッセージがターゲットに響き、来店率をアップさせることにも繋がります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで、お話してきたことは、広告の世界ではとても基本的なことです。
これらを以下に、ヘアカラー専門店に落とし込めるかを、弊社では、実際にテストをなんども重ねてきました。
そうすることで、反応の良いチラシが出来上がりました。
弊社のヘアカラー専門店の出店メソッドでお店をだされたオーナー経営者さんには、この効果実習済みのチラシもすべてお渡ししています。
なので、集客にはこまりません。
このチラシのテストの一つ一つが、利益率を上げる秘訣なのです。
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