ヘアカラー専門店とは
最近流行っている「ヘアカラー専門店」とは、どんな店舗なのでしょうか?
もしあなたが、出店に興味を持っているのであれば、ヘアカラー専門店についてこれからお話していきます。
簡単に言うと通常の路面店にあるサロンから、「ヘアカラーメニュー」のみを取り出し、
それだけしか行わない専門店です。
なぜ、今、ヘアカラー専門店なのか?ということを、弊社の実績なども含めてお話ししていきます。
1.なぜ、「今」、ヘアカラー専門店なのか?
2.ヘアカラーのマーケットとターゲットを分析する
3.美容業界の現状
4.ヘアカラー専門店が、儲かる理由
5.ヘアカラー専門店の価格設定
6.ヘアカラー専門店に見る「商売とビジネス」の違い
7.ヘアカラー専門店に適した「出店場所」
8.ヘアカラー専門店に必要な人材
10.まとめ
1.なぜ、「今」、ヘアカラー専門店なのか?
簡単に答えからお話すると「儲かるから」です。
それは、通常の理美容室から比べると、利益率が全然違います。
ここでいう利益率とは、最終的に毎月手元に残るお金の事。
この利益率が20%以上となります。
ですが、通常のヘアカラー専門店では、この利益率20%は出せないかもしれませので、ご注意ください。
あくまでも、「コマツ式ヘアカラー専門出店サポート」で出せる利益率です。
例えば、売上が200万あれば、最終的な利益は、40万円。
通常のサロンや理美容室も含め、小売店の利益率は0.5%〜10%程度と言われています。
そんな中、ヘアカラー専門店は、利益率20%を叩き出すことが可能なのです。
つまり、その他のジャンルからみても、「儲かるビジネスモデル」と言えます。
2.ヘアカラーのマーケットとターゲットを分析する
ヘアカラーのマーケットは、この先、10年、20年、無くなりません。
その理由は、、、必ず、人間は歳をとるから。
毎年、人は歳を重ねていきますよね?
そして、当然のように、年齢とともに、髪の毛には変化が出てきます。
男性は、髪の毛が無くなることにコンプレックスを感じる方がいらっしゃいますが、
女性は、髪の毛のボリューム感や、白髪の問題が出てくるのです。
ヘアカラー専門店は、この「女性の白髪」をメインターゲットにします。
女性は、見られることを意識します。ですので、肌や髪の毛、洋服などにお金をかけるのです。
いつまで経っても、キレイに見られたいという欲求は無くなりません。
歳をとり、やはり髪の毛が白髪混じりだと、とても老けて見えてしまいます。
この決して消えることのない生理現象が、ヘアカラー専門店がこれからも無くならない理由になります。
しかも、白髪は行きている限り、多くなる、また生えてきますよね?
実に、女性の8割以上が白髪染めを利用するのです。
つまり、必然的にリピートせざるを得ない「集客モデル」が勝手にできているのです。
以下の図を見ていただくとわかりますが、当然、10年後も無くなることはありません。
特に、美容室が狙う市場とは、まったくもって違います。
こらからのお客様は、ずばり「団塊の世代Jr」と「シニア層」。
年齢的に言えば、35歳〜60歳。
今後、無くなることのないマーケットです。
3.美容業界の現状
では、現在の美容業界はどのような立ち位置にああるでしょうか?
それは、様々な数字で見ていくと、とてもわかり易いです。
現在、理美容室は、全国に何店舗あるかご存知でしょうか?
実に「36万軒以上」(平成26年3月現在)あるのです。
この数は、全国のコンビニ件数の7倍。
そして、歯科医院の2倍以上の数となります。
美容室 | 理容室 | コンビニ |
---|---|---|
234,000 店 | 128,000 店 | 50,000 店 |
郵便局 | 歯科医院 |
---|---|
24,500 局 | 177,500 施設 |
場所によっては、一つ駅を降りてしまえば、近くの商店街には、路面店が溢れかえっているのが現状です。
単純に理美容室は、全国的に見ても「競合が多い」ということになります。
ですので、よく見てきたのは、
● オープンして3ヶ月で潰れてしまう
● 経営難から抜け出せない
● あっという間に、大手チェーン店に変わっている
こんなことが沢山起きている業界です。
その大きな理由として、1999年頃に流行った「カリスマ美容師」や、テレビでの企画物番組の放送などで、一時的な美容師ブーム。
これらが、美容師を急増させた原因なのです。
以下のグラフを見ても、1999年ころから美容師が急増していることがわかります。
当然、美容室も増え続け傾向にあります。
つまり、常に競合が増え続けているということです。
しかも、美容室が狙うターゲットゾーンは、ヘアカラー専門店のゾーンとくらべても非常に少ないです。
(2025年には、20歳〜34歳の人口はこれから減る傾向にあります。)
つまり、見込み客の数は、減るにも関わらず、美容室の数は増えていくという、1店舗当たりの集客数が減っているということです。
「美容室は、儲かりにくいジャンル」という事は、数字が物語っています。
4.ヘアカラー専門店が、儲かる理由
既に述べているように、ヘアカラー専門店は
✔ 利益率が高い
✔ ターゲットとなる見込み客人口が、増え続ける
✔ 人間の生理現象(白髪)として、リピーターとなる
こういった理由からも、ヘアカラー専門店は、これから儲かるジャンルの一つなのです。
以下の表を見て頂けるとわかると思いますが、薬局等で買ったカラーリング剤で、自宅で髪の毛を染めるホームカラー。
そして、サロンで染めるヘアカラー。
現在では、両方合わせて、1000億円規模のマーケットです。
ヘアカラー専門店では、この両方のメリットをかけ合わせています。
ということは、この2つのヘアカラーのマーケットのデメリットを打ち消すことができているのが、ヘアカラー専門店が儲かることを、さらに後押ししています。
「価格」はホームカラーで、「仕上がり」は美容室。
この2つのマーケットを両方手にすることができる業種です。
5.ヘアカラー専門店の価格設定
多くのターゲット層をリピートさせるためには、やはり手頃な価格で提供する必要があります。
通常、サロンでヘアカラーを受けると、5000円、8000円など、数千円かかります。
ですが、コマツ式ヘアカラー専門店での価格は、以下のようにとても格安です。
・部分染め 1000円(税抜き)
・根元染め 2000円( 〃 )
・全体染め 2500円( 〃 )
この価格設定ならば、お客様にとって、リピートし易いですし、
かなりの満足感を感じていただけます。
でも、不思議に感じませんか?
この価格設定で、20%の利益率であるということ、、、
それは、コマツ式ヘアカラー専門店の集客力と運用コストの差にあります。
例えば、美容室で、1ヶ月辺り500名の集客があるとします。
スタッフが7名で、30坪程度のフロア。
ヘアカラー専門店では、1ヶ月辺り1000名の集客力。
スタッフは、3名で、わずか13坪でのオペレーションが可能です。
これが、20%の利益率を上げる秘訣です。
その為、上記の価格帯でも、問題なく店舗全体で、利益の上がる運用が可能となります。
6.ヘアカラー専門店に見る「商売とビジネス」の違い
これを読んでいるあなたは、「商売とビジネス」の違いが分かりますか?
これには、明確な違いがあります。
商売・・・オーナー経営者のあなたがいないと回らない
ビジネス・・・オーナー経営者のあなたがいなくても回る
この徹底的な違いが、あなたを儲かる経営者、あるいは凄腕経営者として決定づけます。
例えば、今の経営モデルで、あなたが儲かっていないとしますよね?
それは、あなたが馬車馬のように働いているからではないでしょうか?
経営者のあなたは、本来のあなたの仕事である、経営とマーケティングをしっかりと行う必要があります。
つまり、オーナーのあなたがいなくても、ビジネスが回る仕組みを作り上げる必要があるのです。
実際、私、小松も、店舗に6ヶ月間行かなかったことがありますが、お店はまわり続けています。
しかも、売上を上げながら。
あなたは、どちらの経営者になりたいですか?
▶ オーナーのあなたがいなくても儲かるヘアカラー専門店を作る
7.ヘアカラー専門店に適した「出店場所」
ヘアカラー専門のお店を出店し儲けるには、集客力が「カギ」となります。
たとえ、良いビジネスモデルであっても、集客が出来なければ意味がありません。
お客さんが来てくれなければ儲からないのです。
もしあなたが、美容室、サロンのオーナー経営者であるとしたら、集客することってとても頭を悩ませますよね?
✔ 広告宣伝費が毎月40万、50万と高い
✔ 広告費をかけても、全然収益につながらない
✔ 広告に出しても、思ったよりもお客さんが来ない
✔ 来店するお客さんが全然リピートしない
✔ そもそも、集客の仕方がわからない
いかがでしょうか?
こんな事はよくある話で、そもそも、集客できていたら儲かってるよ!という声が聞こえて来そうですが、、、
これは、あなたが出店している場所が悪いのかもしれません。
路面店で出店する際に、注意しなければいけないのは、そこに人がいるかどうかです。
人がいない場所にお店を出しても、全然人は来ません。
路面店は、場所が命なのです。
ですが、集客できる場所にお店を出すことは、かなりのリサーチと、経験がものをいいます。
つまり、売れるお店を、売れる場所に出すことは、至難の業。
売れっ子のコンサルタントでも、その見極めができる人は数少ないと言えます。
それほど難しいのです。
あなたはそれほどの集客力のある場所を選ぶ力があるでしょうか?
答えは、NOだとおもいます。
でも、それを何も考えずに、一発で解決出来る方法があります。
それが、、、
見込み客があちらからわんさかやってくる、大手商業施設に出店すること。
大手商業施設は、あなたの見込み客となる方が、財布のヒモを緩めて、お客さんの方から「売ってくれ」と言いながらやってくるのです。
あなたもイトーヨーカドーや、イオンタウンなどに、行くことがあると思います。
買い物ついでに、ジムや食事をするお店、子供を遊ばせる保育所、クリーニング店などが軒を連ねていますよね?
そういった場所は、お客さんの「困った」を解決する場所が、集まっているのです。
その為、時間を節約し、一つの場所で全てを終わらせることが出来るということです。
その大手商業施設の中に出店するのです。
「いやいや、そんな場所に出店するのは無理でしょ!」
とんなツッコミがありそうですが、それが可能なのが、コマツ式ヘアカラー専門店の出店サポートです。
大手商業施設との強いコネクションが、あなたの出店をサポートいたします。
8.ヘアカラー専門店に必要な人材
サロンや美容院を経営しているオーナーが、もっとも頭を悩ませるのが、スタッフ問題ではないでしょうか?
オーナーであるあなたに、しっかりとついてきてくれて、しかも、あなたの考えに全て答えてくれるスタッフ。
正直、なかなか見つかりません。
いたとしても、すぐにやめていく。
新しい人をようやく見つけても、すぐにいなくなってしまう。。。
あなたは、こう考えます。
「自分は、こんなスタッフのために、稼いでいるのか?」
これは、よく聞く言葉です。
実際に、コマツ式ヘアカラー専門出店サポートを取り入れて、お店を出したほとんどの「元サロン、美容院オーナー」が同じことを言っています。
それだけ、スタッフ教育は難しいのです。
その理由は、美容師として一人前になると、自分の店を持ちたい、独立したいという夢を実現しようと思い始めるからです。
そして、経営や運用の方針に対して、意見し、文句を言い始めます。
オーナーのあなたがいくら言っても、育てたスタッフはお店にとどまらないでしょう。
また、給与が安いという理由で、お店を勝手にやめてしまう人もいます。
でも、ヘアカラー専門店のスタッフは、よほどのことが無い限りやめません。
逆に、オーナーさんに日々感謝し、「骨を埋めるつもりで働きます!」なんて言葉をいただくこともあります。
それは、ヘアカラー専門店で働くスタッフが誰でも良いからです。
「誰でも」というと少し語弊があるかもしれませんが、例えば、25年ブランクがあったり、育児が忙しい元美容師さんなどが、働くことが出来るからです。
しかも働く時間は、時間でピッタリ終わります。
美容師のように、閉店後に残って、マネキンの髪の毛を切って、練習するなどといったことも必要ありません。
どんなにブランクがあろうが、決められた運用ルールに従って働く。
これも全てが仕組化されているからです。
▶ オーナーのあなたがいなくても儲かるヘアカラー専門店を作る
9.まとめ
いかがでしょうか?
ヘアカラー専門店は、これらかの世の中の動きにマッチしたビジネスモデルの一つです。
今後のマーケットもさらに広がっていくでしょう。
上記でもお話しているように、美容院業界で、これから上手くビジネスを軌道にのせるのは、とても難しくなっていくでしょう。
これから美容業界はどんどん競争が激しくなり、大手チェーン店が残っていく。
つまり、個人経営の美容院は淘汰されていくのです。
これは、レンタルビデオ店、喫茶店が、TUTAYAやスターバックスの台頭で軒並み潰れていくことと同じです。
こんな状態にならないように、しっかりとしたビジネスモデルで経営する必要があります。
単純に、お金を儲けることがビジネスではありません。
あなたがいなくても成り立つビジネスモデルで経営を行うことが、今後の時代にマッチしているのです。
もしあなたが集客やスタッフの問題で、あなたの美容師オーナーとしての夢を諦めてかけているのであれば、もう一度、復活させるために取るべき行動をとってみてください。
最初の一歩が、あなたの今後の人生を決めるでしょう。
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