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  • 自分のレベル以上のスタッフは雇うことはできない
  • 自分のレベル以上のスタッフは雇うことはできない

     

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    突然ですが自分のレベル以上のスタッフを雇うことはできますか?

     

    「いやいや、俺は自分の感性とあったスタッフしか雇わないから、、、」

     

    そんな強気で経営ができ、売上・利益も上がり続けている経営者でしたら問題ありません。

    しかし、そのような日本の中小企業の経営者の中に、果たして何%いるでしょうか?

     

    自分にあったスタッフしか雇わない、、、ってカッコよく聞こえるんですが、
    裏を返せば自分にあったスタッフしか雇えません

     

    もし、経営者のあなたが、何かに飛び抜けた能力や魅力があるのなら話は別ですが
    何もなければ自分以上の能力のあるスタッフを雇い続けるのは大変ですし
    そもそも、なぜあなたのサロンに勤務しているのかが不思議なくらいです。

     

    あのスタッフはいい子だ、、、は自分よりもレベルの低く扱いやすいスタッフ。
    逆に使いずらいスタッフとは、自分よりも何かレベルが高いものを持ったスタッフです。

     

    もちろん相性もあります。

    自分が雇っているときは、ぜんぜん使えない奴だったのに、あの経営者のサロンでは活躍している、、、などあります。

    それは、そのスタッフを活かしきれなかっただけの話です。
    活かすことが出来なかった原因は、環境と経営者の力不足なだけなのです。

    路線の違いもあります。

    経営者から見てとても素敵な笑顔のスタッフだと見えても
    スタッフやお客様、他の経営者からみると愛想笑いしかできないスタッフだと思うかもしれません。

    経営者はお店で一番でなくてはいけない

    サロンで一番売上をあげている、一番サロンのことを理解している、一番お客様のことを考えているのは経営者です。

    だからサロンではあなたが一番なのです。

     

    スタッフを教育するとスタッフのレベルがあがります。
    あなたのレベルに近づいていきます。
    技術はあなたの方が上かもしれませんし経験もあなたの方が上です。
    しかし、若さや感性はいかがでしょうか?

     

    20代の女性のお客様は、40才のおっさん美容師に担当してほしいか?
    それとも26才のイケメン君に担当してほしいのか?
    どりらでしょうか?

     

    (私は、40歳手前で自分が必要とされていないことに気づきました、、、)

    20代のスタッフがカッコいいスタイルをつくりますし洋服も流行の最先端なのでとてもお洒落です。

    最終的には、スタッフには敵わないのです。
    だから違う場所、必要とされることをやる。

    ここに早く気付いて、経営者としての再スタートを切るのです。

    経営者のあなたがやるべきこと

    サロンを出店した時点であなたは経営者です。
    なのに経営者としての勉強は出店前、出店後にしていましたか?

     

    ・ほとんどしていない?
    ・まったくしていない?
    ・なんとなくしかしていない?
    ・なんちゃってと、やったつもりになっていない?
    ・税理士を雇っているから大丈夫?

     

    これが、あなたの現状ではないでしょうか?

    独立する前は
    技術の勉強、スタッフの教育、出店方法も学んだ。

    しかし、独立したあとは、経営者としての勉強はというと、、、

    ほとんどの経営者はしていません。
    (美容師だけではなく異業種の経営者もしていません)

     

    自分のレベルを上げないと限られたスタッフしか雇えないし
    そのようなスタッフに経営者として持ち上げて欲しいは甘すぎる考えです。

    能力のある経営者ほど他力本願になります。
    フランチャイズに加盟すれば成功すると勘違いしてしまいます。
    フランチャイズとは成功の仕方をパッケージにして提供することであり成功を約束するものではありません。

     

    さっさと成功するために成功事例をマネする権利が使えるだけです。

    あなたが望む成功を手に入れたければ一生懸命に頑張らないといけません。

     

    自分でプランを選んでおいてフォローがない、助けてくれない、、、加盟したメリットばかり求めて一人任せになっている。

    誰かに背中を押してほしければ、ガツンと言ってほしいのであれば、こんなことは個人的にコンサルに頼む内容なのです。

    逆に相手や周りのせいにしたくないと相談できないという意見もありますが、サロンでスタッフを雇用しているのだから路頭に迷わせることはしてはいけません。

     

    そのためにも相談は必要なことです。
    経営者の行動を見ているのはスタッフです。

    個人経営か法人経営か

    経営の勉強を始めると必ず通る道が個人経営か法人経営か。

    私、個人の意見は、「さっさと法人化」です。

    ダメな税理士に限って「税金を払いたくなければ○年後に法人化した方が得です」なんてアドバイスをしてきます。

     

    ですが、あなたが本気であなたの事業(店舗や規模感)を強くし大きくしたいのであれば法人化以外、道はありません。

    2年後に法人にしますなんて言っていたら2年間、チャンスが来ても行動に起こすなって言ってることと一緒なんです。

    そもそも、社保、税金を払いたくないとか、支払えなかったら潰れてしまうような経営はするなってことです。

    世の中は、個人事業主と法人事業主ならどちらを選ぶか?
    答えを言うまでもありません。

     

    もっと言うと、、、

    自分のことしか考えていない経営者で税金や社保の負担を少なくしたいから、法人から個人にわざわざする経営者がいます。

    そんな経営者のところで誰が働きたいと思いますか?
    (あなたがせこいからスタッフが辞めるんです!)

    それでいて、スタッフが来ないとか嘆く。

    来ないのではなく、仮に出来る人があなたのサロンに応募して来たとしても、あなたからでる負のオーラを応募前から感じ取っているからです。
    自分自身の負のオーラにも気づかない少し、残念な経営者様なのです。

     

    と、色々と話してきましたが、結論的には、、、

    「税金を払っても利益がでる経営やビジネスをする」ということです。

    脱税、節税に頭と時間を使うならお客を呼ぶことやスタッフの給料を上げることに頭を使ってはいかがでしょうか?

    要は、利益を増やすことに、頭を使ってください、ということです。
    コストを削減することに、知恵を絞っても、売上なんて増えませんからね。

    毎年、利益がスタッフ一人当たり(あなたも含めて)2000万円を超えるようになったら節税対策を考えて行きましょう。

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